6月18日付けで、第9版食品添加物公定書の追補1が厚生労働省のホームページで公表されました。
第9版食品添加物公定書(厚生労働省)

その中で、これまで業界団体の(一社)日本食品添加物協会の自主規格で運用されてきたカキ色素が新たに公定書に収載されました。

「定 義 :本品は、カキノキ(Diospyros kaki Thunb.)の果実を発酵後、焙焼したものから、含水エタノールで抽出して得られたもの又はアルカリ性水溶液で抽出し中和して得られたものである。デキストリン又は乳糖を含むことがある。」

カキ色素は果物のカキから得られる赤褐色~暗褐色の色素で、主成分はフラボノイドです。今後、天然着色料/天然色素一覧にも加えていきたいと思いますのでご期待ください。