天然色素・天然着色料は法律的には食品添加物の中の着色料という位置づけであり、食品に使う場合の成分表示の方法は食品添加物のルールに従う必要があります。かつては食品衛生法がその大本になっていましたが、平成25年(2013年)に法規制が変わり、食品表示法が従来の法律にとって変わりました。

食品表示法は食品に対する法規制の中では原材料や原産地、アレルゲンといった原料に関する項目から、事業者の記載などの項目、また最近では機能性表示食品に関する内容など項目が多く、各所から様々な解説がされていますが、食品添加物、特に天然色素や天然着色料に絞った解説は見あたりませんでした。そこでなるべくわかりやすいように例などをあげながら、天然色素/天然着色料を用いた場合のラベル表示について解説しました。

天然色素/天然着色料のラベル表示

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