(株)鹿光生物科学研究所は食品の分析及び開発受託を請け負う分析機関です。天然着色料の取り扱いには自信があります。

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合成着色料と天然着色料

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更新履歴
2021/3/24 「天然着色料の規格-使用基準」を追記しました。 


日本で着色料として認められている食品添加物は、その由来から化学合成で作られる着色料(合成着色料)と、動植物から得られる着色料(天然着色料)に大別することができます(※)
※「合成着色料」「人工着色料」がなくなる?」参照

ここではそのような天然着色料と合成着色料について、なるべく分かりやすいようにご紹介します。


【目次】

天然着色料 
   天然着色料の法律上の取り扱い
   天然着色料の規格-使用基準
   【New!】天然色素/天然着色料の色の濃淡の表し方(色価)
   日本の天然着色料の多様性
   天然色素/天然着色料一覧
   合成色素から天然色素への置き換えについて
   天然色素ーアントシアニン
   天然色素ーカロチノイド(カロテノイド)

合成着色料
   来歴
   検定制度
   日本で認められている合成着色料
   特徴
   タール色素以外の合成着色料
   「合成着色料」「人工着色料」がなくなる?


 植物の花・葉・実が醸し出す豊かな色は古来から人々の眼をひきつけ、自らの衣食住の中に取り込んできました。中でも食に関しては赤シソを用いた梅干しの着色、クチナシを用いた栗きんとんへの着色といったように、植物が持つ色素は私達の食生活の中で多く利用されています。このように着色を目的とした植物由来の色素は着色料の中でも天然着色料(天然色素)として分類されています。よく知られている天然色素としてはアントシアニン、カロチノイドなどがあげられます(右図)。

 天然色素はそのほとんどが植物由来ですが、コチニール色素、ラック色素といった、昆虫や、金、銀といった鉱物由来で色素扱いとされているものもあります。最も多いのは植物由来ですが、その部位は植物により様々です。例えばアントシアニン系色素は、アカキャベツの葉からアカキャベツ色素や、ムラサキサツマイモの果肉から紫サツマイモ色素を得るなど、果実や葉、種子など多岐にわたります。また変わったところでは、紅麹菌から得られる紅麹色素、藻類から得られるスピルリナ色素やデュナリエラカロテン、樹木の幹枝から得られるシタン色素、花のめしべから得られるサフラン色素などがあります。


日本の天然着色料の多様性 

 日本の天然着色料の種類は104種類と、世界的に類をみない多さなのが特徴です。例えば米国では約20種類、EUでは約15種類にすぎません。その理由として、例えばアントシアニン色素は海外では一括りにされることが多いですが、日本ではアカキャベツ色素やムラサイイモ色素など、各原料作物由来のアントシアニン色素が別々に規定されていることがあげられます。

 また、日本には目で食するという言葉があり、食品の色へのこだわりが強いということもあるのかもしれません。その裏付けの一つとして、Web上で使われるカラーコードを収載しているサイト「HTML&CSS3」では各国で名前がついている色(伝統色)を収載していますが、そこで日本と米国と比較すると、米国の177色に対して日本は470色に及ぶそうです。その例として、下に日本の伝統色としてあげられてた「黄色」の一覧を載せました。日本は春夏秋冬と四季があり、季節に応じて環境や食物が多種多様に変わります。そうした中で日本人は周りの様々な色の変化を敏感にとらえてきたのかもしれません。

日本の「黄色」

蒲公英(たんぽぽ)色 黄(き)色 中黄(ちゅうき)
黄壁(きはだいろ)色 菜の花(なのはな)色 卵(たまご)色
花葉(はなば)色 刈安(かりやす)色 玉蜀黍 (たまもろこし)色
金糸雀(かなりあ)色 黄支子(きくちなし)色 支子(くちなし)色
向日葵(ひまわり)色 山吹(やまぶき)色 鬱金(うこん)色
藤黄(とうおう) 金色(こんじき) 黄金(こがね)
櫨染 (はじぞめ) 黄朽葉色 (きくちば)色 山吹茶(やまぶきちゃ)
芥子(からし)色    

株式会社鹿光生物科学研究所は食品添加物(天然着色料)について長年の知識と経験を持っております。ご不明な点等がありましたらお問い合わせ下さい。

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